
音楽になった抹茶を聴いてみた
「トリプルあいす」という、フルートアンサンブルの楽曲があります。第3楽章のタイトルは「抹茶」。抹茶アイスの味を音で表したなんて...!一体どんな曲なんだろう!
ひと口目に広がる、苦味と冷たさ
曲の序盤は、複雑なリズムと跳ねるような音が続きます。抹茶アイスをひと口食べた瞬間、ひんやりとした冷たさと抹茶の苦味が、一気に口の中へ広がる様子のように聴こえました。次々と動くメロディからは、冷たさに驚きながらも、抹茶の香りやほろ苦さを追いかけているような楽しさも感じます。
苦味のあとに見つける甘さ
途中には、少し落ち着いたフレーズが現れます。口の中でゆっくりと溶け、ミルクのまろやかさや甘さが広がっていく場面のようです。ところが、ほっとしたのも束の間。再びリズムは速くなり、音が次々と弾け始めます。冷たい、苦い、甘い、おいしい。いろいろな味と感覚が、にぎやかに重なっているようでした。
抹茶を耳で味わう
抹茶アイスは、抹茶の苦味とアイスの甘さ、冷たさや口どけが合わさった食べ物です。音楽として聴くことで、いつも何気なく食べていた一口の中に、こんなにも多くの感覚があることに気づきました。抹茶アイスを音で表現するという新しい視点から、その味わいの複雑さと楽しさを、あらためて感じることができました。